カメルーン西部村落への武装集団襲撃事案

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2023年11月6日カメルーン西部マンフェ近郊で武装勢力が村落を襲撃し、少なくとも20名が死亡しました。襲撃は夜明け前に行われ犠牲者の大部分は就寝中だったとみられています。英語圏地区の分離独立主義者らによる犯行が示唆されています。

 

襲撃事案は月曜日の未明(日曜日の深夜)に行われ、村落内で寝ていた無抵抗の住民ら対し多数の銃弾が撃ち込まれたとみられています。犯行当日に近郊の主要都市マンフェで同国のビヤ大統領就任41周年記念行事が行われる予定であり、この行事の妨害あるいはフランス語話者中心の現政権への抵抗運動であった可能性も指摘されています。

現時点で犯行声明を発表したグループはなく、実行犯らが逮捕されたという情報もありません。現地治安当局はカメルーンでは少数派の英語圏の独立を主張する分離独立派の仕業であるとして捜索を継続しています。

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