インドネシア首都ジャカルタ市内デモ隊と治安当局の衝突

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2026年8月27日インドネシアの首都ジャカルタで汚職追放を求める大規模な抗議デモが発生しました。デモは一部で暴徒化し、警察署や交番に相当する施設が放火されるなど混乱が広がりました。

 

デモは同日午前、国会議事堂(DPR/MPR)前で始まりました。主催団体の一つである「パティ民衆連合(AMPB)」などは、汚職で得た資産を没収する「資産没収法案」の早期成立や、汚職への厳罰化(死刑導入を含む)を要求しました。当局は事前に武器やガソリン、火炎瓶とみられる物品を押収し、関係者65人を拘束していたほか、当日は1万8千人を超える警察官を市内に配備していました。

デモ隊が国会周辺のバリケードを突破しようとしたことから警察との衝突が発生し、警察が催涙ガスを使用する事態となりました。夜になると混乱はさらに拡大し、警察の詰め所が放火されたほか、公共施設が損壊、一部のデモ参加者が高速道路に侵入したため、市内の料金所10カ所が一時閉鎖され交通に大きな影響が出ました。

 

今回のデモは、2025年8月から9月にかけて発生し多数の死者を出した大規模な抗議行動からちょうど1年というタイミングで行われており、当局は再燃を警戒していました。28日朝の時点で市内は落ち着きを取り戻していますが、警察は被害状況の確認を続けています。

現地に滞在中の方や渡航を予定されている方は、国会議事堂周辺をはじめとするデモ発生地域や群衆、治安当局の集結地点への接近を避けることをおススメします。

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