カテゴリー: 実務担当者向け教科書

「海外事業拠点の安全対策をしっかり頼む」「出張者にも危機意識を伝えてほしい」「緊急時の退避支援は万全か?」などなど安全管理の実務担当者には多種多様の依頼があります。
他方で、安全管理について相談できる方は会社・団体の内外にそんなにいません。何をどうやればいいのか…とお悩みの方にまずお読みいただきたい実務解説記事です

リスクを未然に回避するためにリスクカレンダーを活用する

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優先度:★★★
難易度:★☆☆

テロや重大犯罪がいつどこで起こるか正確に把握することは困難です。ただし、「起こりやすい」場所や時間はある程度想像できるのです。不用意に「万が一」の事態に遭わないためにリスクが高い時間を把握するツール「リスクカレンダー」の2024年版をご紹介します。

安全管理担当者がリフレッシュするなら木曜日!な3つの理由

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優先度:★★★
難易度:★☆☆

危機管理の担当者は毎日山あり、谷あり、一息つく間もなく対応を求められます。時差のある海外の緊急対応は日本の夜中。海外での危機管理担当は24時間気が休まる時がありません。が、危機管理担当と言えども気を抜く瞬間が必要です
当サイトではリフレッシュするなら木曜日を推奨しており、その背景をこの記事で解説します

海外での安全対策にも「ストレステスト」を実施する方法

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優先度:★★☆
難易度:★★★

金融業界で一般的な「ストレステスト」を海外の安全対策にも導入してみてはいかがでしょうか?
緊急事態が起こった際、マニュアル通りに対応が進められることは稀です。過去に発生していない、誰も経験したことのない「ストレス」要因を念頭にシミュレーションすることで皆さんのリスク管理はさらに一歩強靭なものになります

(時間調整)×(ルート変更)で移動時の安全度を高める

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優先度:★★★
難易度:★☆☆

移動ルートを複数用意することで待ち伏せ襲撃/強盗の標的になりづらくなります。ただ、自宅や職場等ほぼ毎日訪れる場所というものは存在します。そういった場所で待ち伏せされないようにする工夫は移動時間の調節。時間と場所両方を工夫すれば海外での移動がより安全に行えるようになります

待ち伏せ攻撃/強盗被害を防ぐために

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優先度:★★☆
難易度:★★☆

2019年中米ベリーズで日本人親子が待ち伏せ強盗被害に遭い死傷しました。強盗の犯行方法において標的を定め待ち伏せされてしまうと被害を防ぐ方法はないため、待ち伏せされないための工夫が必要です。その工夫を具体的にご説明します

何度も痛い目に遭っているのに、 つい備えが疎かになってしまう人間の性

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優先度:★★★
難易度:★★☆

日本国内各地で、繰り返し地震や台風の被害が発生しています。ほとんどの日本人は災害の怖さを知っているのに、災害被害から数年経つと備えが疎かになることが統計的にも示されています
災害よりも被害がイメージしづらい海外での安全対策はこうした性質を踏まえ、常に声掛けを続けることが大切です

駐在員派遣再開時に考えたい誘拐リスク

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海外の事業拠点で日本人の駐在者を置く場合、忘れてはいけないのが誘拐リスクです。従業員や関係者が誘拐されると、現地業務が大きく滞る他、救出のための本社体制の整備、交渉仲介者との調整、そしてマスコミ対応なども必要に。海外で事業を行う場合には誘拐への備えは必須です

フェイクニュースに騙されないための5つの「自問」

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ロシア軍と民間軍事組織「ワグネル」があわや内戦を起こすのでは?という状況が発生しました。多種多様、玉石混交の情報が飛び交う中でフェイクニュースに惑わされないための情報リテラシー向上に必須の5つの「質問」をご説明します

生成AIによるフェイクニュースを見分けよ

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AI-fake-news

生成AIを用いてフェイクニュースを流布した男が中国で逮捕されました。治安や政情に関わるニュースは一層慎重に信ぴょう性を判断しなければならない時代はすぐそこ。生成AIの現時点での能力も紹介しながら、今後の情報収集の在り方を考えます。

2023年版グローバルテロリズムインデックス概説

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国際的なシンクタンクが例年発表しているグローバルテロリズムインデックスの2023年版が公表されました。内容をざっとご説明し、当サイトの現時点での解釈、および本年以降日本人が特に治安に注意すべきと考える国をご紹介しています。