最善を望みつつ、最悪に備えよ

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最悪の仮説を立ててから、それを否定する

もしかしたら自分たちをとりまく治安情勢が変わっているかも?といった嫌な予感を感じさせる「変化」に気づいたとき、どうすればよいのでしょうか?

 

何の手掛かりもなしにやみくもに情報収集するのは難しいと思います。ですので、真剣に情報収集をしたくなる、「考え方のコツ」をお伝えします。

 

こういう時はまず最悪の事態、つまり「本当に自分たちに危険が迫っているのではないか?」という仮説をたててみましょう。そして、その仮説を否定できるような証拠がないか、を徹底的に探すのです。

漠然と周辺情報を集めようとしても、どんな情報を集めればよいのかわかりづらいですが、自分たちに危険が迫っているに違いない、というところから情報収集をスタートさせると、具体的な調査項目が見えてくるのではないでしょうか?

 

例えば

 

・過激派の勢力が一気に拡大しているのは事実か?

・外国人を標的としたテロが最近何件起こっているか再確認

・最近のテロでよく用いられる手法はなにか?

・最近のテロが発生している時間帯や曜日に傾向がないか?

・最近のテロを起こしているグループはどんな動機をもっているか?

・日本政府や他国政府はどのような警戒情報を発しているか?

 

といった調査項目を一つずつ調べることでかなり具体的に情報収集ができます。

 

【次ページでは・・・否定できない証拠が出てきたときは警戒を!最近の実例をお示しします】