2026年6月4日コロンビアのメデジン市で大学構内の抗議活動が暴徒化する事案が発生しました。学生を中心とした集団が学内で抗議活動を行っている際、集団の一部が治安部隊と衝突し、爆発や発砲が発生しました。少なくとも2名が逮捕されています。
本衝突はメデジン市に位置するアンティオキア大学で発生しました。抗議活動が続く中、大学外から侵入したとみられる数十名の覆面姿の集団が爆竹型の自製爆発物や火炎瓶を使用し、治安部隊に向けて投擲したとされています。また、少なくとも1名が実弾銃を所持し治安部隊に向けて発砲したことが監視映像で確認されています。治安当局は機動隊を投入して対応し、現場で2名を拘束したと発表しています。
大学側は、構内での爆発音や衝突を受け、授業・研究活動を全面的に停止し、学生や教職員に対して即時退避を指示しました。市当局は、大学構内を拠点とした暴力行為が繰り返されていることに懸念を示し、治安維持のための警戒態勢を強化するとしています。ただし、現地市長によると逮捕された2名はいずれもアンティオキア大学の学生ではなく、政治的な意図をもって送り込まれた外部の暴力集団であるとのこと。
コロンビアでは、大学構内での抗議活動が過激化する事例が散発的に発生しており、爆発物の使用や治安部隊との衝突が問題となっています。今回の事案も、政治的・社会的な不満が背景にあるとみられ、当局は引き続き状況を注視しています。現地滞在者や渡航者の方は、大学構内や周辺で抗議活動が行われている場合には不用意に接近しないこと、また万が一爆発や発砲音音が聞こえた場合には速やかにその場を離れることを強くおススメします。


