メキシコリゾート地で麻薬組織間の銃撃事案

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2021年11月4日メキシコ東部カンクン近くのリゾート地キンタナロー州プエルトモレロスのホテルビーチで麻薬組織間の銃撃戦が発生し、2人の麻薬売人が死亡、1人の観光客が負傷しました。

本件は直接的には麻薬組織間の銃撃戦ではありますが、銃撃戦の舞台となったのが高級ホテルチェーンの敷地内部でした。このため多くの観光客が銃撃地点の付近におり、治安当局/ホテル従業員の誘導で避難する事態となりました。

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メキシコではコロナ感染拡大以降、銃撃事件の発生件数が高止まりしており、民間人が巻き込まれる事例も散発しています。10月21日には同州リゾート地トゥルムのレストランでも麻薬組織間の銃撃戦に巻き込まれ、2人の外国人女性が死亡、3人が負傷しています。また、22日にも同国北部のマタモロス市内で麻薬組織関係者と治安当局の銃撃戦が発生しており、民間人1人が巻き込まれ死亡する事案が発生しています。

 

メキシコ国内では、観光地や人通りの多い路上などで麻薬組織による銃撃戦が相次いでおり、再度類似の銃撃戦が発生し、巻き込まれる可能性も否定できません。万が一銃撃戦に遭遇した場合にはまず身を伏せて銃弾に当たらないようにすることが大事ですが、状況を見ながら逃げる・隠れる・反抗するの「緊急事態の三原則」を踏まえた行動が重要となります。

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