安全対策の検討、まずはこの理論を押さえよう!

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安全対策の「肝」は予防措置(Prevention)

安全対策、それもテロや襲撃への備えというと、真っ先に強固な防風壁や防弾チョッキのような施設・装備をイメージされるかもしれません。しかしながら、そうした対策は

「最悪の事態に巻き込まれてしまった」

という前提で用意するものです。

 

当サイトでは、安全対策として最も重要なのは特殊な施設や装備などを使わなくて済むように、つまりテロや襲撃等の事態に遭遇しないために準備することだと考えています。具体的には

 

 テロや襲撃が起こりそうな場所・時間帯を避けるよう指示を徹底する

 どうしても危ないなら、関係者を自宅やホテルで待機させる

 襲撃犯が攻撃をあきらめるような対策を講じる

 

といった対策がそもそも被害に遭う確率を下げる対策となります。

 

通常イメージしづらいですが、施設や装備を整えるよりも、圧倒的に安上がりで、日ごろからのリスクを下げることができることの多い手段、それが予防措置(Prevention)です。予防措置がしっかりしていれば、Risk Matrix上で総合的なリスク評価は下に下がります。赤ではなく橙に、橙ではなく黄色に、黄色ではなく緑に、リスク評価を下げる効果があることをご理解いただければと思います。

 

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銃を構えた警備員が同行している場合、 反撃のリスクを冒してまで攻撃したい! と考えるテロリスト、誘拐犯等は少ない

【次ページでは・・・被害軽減措置は直接的にダメージを減らすことができる】