アフガニスタン首都外務省付近自爆テロ

この記事のURLをコピーする

2023年1月11日アフガニスタン首都カブール市内中心部、外務省付近で自爆テロが発生しました。被害の詳細は現時点では不明ですが近隣の病院では40名の負傷者を受け入れたとのこと。爆発は中国外交団の協議中に発生したと報じられています。

kabul-blast
爆発が発生した外務省前に集結する治安当局(タリバン傘下)の車両(アルジャジーラのウェブサイトよりキャプチャ)

現在アフガニスタンではイスラム教と現地の伝統的価値観を重んじるアフガニスタンタリバン勢力が同国の支配を続けています。いわゆる中央省庁もタリバン関係者が業務に従事しており、警備員もタリバン兵です。過去タリバン勢力はアメリカを筆頭とする外国駐留軍や国際社会に支えられたアフガニスタン政府に対してテロを実行してきましたが、タリバンが権力を掌握した今も国内各地でテロは続発しています。

 

1月12日追記

本件での死者は少なくとも5名に上ることが確認されています。また、ISISがSNS上で犯行声明を発表し、アフガニスタンで現状権力を掌握しているタリバンとの対決姿勢を改めて示しています。

海外安全メールマガジン登録