エルサレム旧市街地での衝突

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2022年5月29日イスラエルの主要都市エルサレム旧市街で約7万人のイスラエル人が「エルサレムの日」に旗の行進(Flag March)を行い、一部がパレスチナ人と衝突が発生しました。衝突により、少なくとも60人が逮捕され、40人が負傷しています。

「エルサレムの日」は1967年、イスラエルとアラブ諸国の間で行われた第三次中東戦争によってガザ地区やエルサレムの一部をイスラエル側が獲得したことを祝う日です。

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衝突するユダヤ系住民とパレスチナ系住民(Times of Israelのウェブサイトよりキャプチャ)

 

昨年はラマダン期間中や、イスラエルが東エルサレムのパレスチナ人に立ち退きを求めている問題などで、パレスチナ人と警察との衝突が相次ぎ、エルサレムの日にはパレスチナ系武力勢力がイスラエルに向けロケットを発射したことで、11日間の戦争へと発展しました。

本年も3月以降、路上やショッピングセンター等での民間人を標的としたテロ行為の続発や、ラマダン期間中の衝突も発生しています。ラマダン月間は終了しましたが、イスラエル、パレスチナ間での緊張は高い状態が続いておりおり、注意が必要です。

 

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