シアトルでの凶悪事件多発、警備強化

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2022年3月上旬、アメリカ北西部シアトル市内で2件の殺人事件を含む凶悪事案が続発し、治安当局が警備体制の強化を行っています。

現地日本国総領事館によれば直近シアトル市内、特に3rdアベニュー付近を中心に凶悪事件が連続して発生しているとのこと。

 

・2月27日午後、3rd Ave, Pine St.付近で、50代男性が撃たれて死亡

・3月1日午後、3rd Ave, Union St.付近で、男性が刺されて負傷。その後、被疑者と見られる者は近くの車両を奪って逃走を図る

・3月2日夜、3rd Ave, 1500 block付近で、10代男性が撃たれて死亡

・3月4日早朝、4th Ave, Pike St.付近で男性が刺されて負傷

・3月5日夜、1st Ave, Marion St.所在の連邦ビルに、武装した男性が乗ったクルマが突っ込み、その後男性は警察により射殺

シアトル市警察当局もウェブサイト上で事件が多発する3rdアベニュー及びパイク、パイン両通りに警察官を増やしてパトロールを強化すると発表しました。現時点で各凶悪事件間の関連性は報告されていません。ご自身の周辺でナイフや銃を持ち出す人物がいないか、周囲を伺いながらたむろしている集団がいないか、といった「違和感」を感じた場合には安全を最優先にその場を立ち去るといった工夫を行うようおススメします。

 

【参考コラム】

『違和感』こそ危機回避の秘訣

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