日本企業にも安全対策の文化を 当サイトでは、海外での安全対策に関する基礎知識、基本的なリスク予防策、緊急時の対応策等を繰り返しお伝えしています。いくつかのコラムをお読みいただければご理解いただけると思うのですが、安全管理 […]
安全対策を万全にしよう、ということで、防御壁の強化や防弾チョッキ、防弾車等の導入で安心していませんか?被害軽減措置を導入すれば安全対策完了!とはいかない理由をご説明します。
厚生労働省が利用を推進していたコロナウイルス感染確認アプリが5か月にわたり機能していませんでした。初期投資よりも適切な運用を継続することが求められる、という点で安全管理業務にも示唆の多い事件です
進出先の国で治安情勢が「変化」した時は安全対策を強化しましょう、ということをお伝えしました。安全対策の強化の具体的な手法について、予防措置と被害軽減措置の二種類について、具体的な事例を挙げながらご説明します。
前回のコラムで、安全対策の軸は予防措置と被害軽減措置の二つです、ということをお伝えしました。
簡単ではありますが、予防措置と被害軽減措置の狙いと具体的な事例をお伝えします。
ご自身の渡航する場所、活動している場所で何が危ないかわからない、という方はRisk Matrixを使って皆さんの周りに存在する「リスク」のうち、優先的に対応すべき事項がどれか、ぜひとも活用して導き出してみてください。
世界には皆さんに悪影響が及びうる「脅威」は無数にあり、全てを完全に防ぐことは不可能です。皆さんに対する影響度が深刻な「リスク」から優先的に対策をとるべきでしょう
Risk Matrixは「リスク」の優先順位を論理的に分析するための便利なツールです
世界的なコロナウイルスの蔓延は全人類にとって「脅威」ではありますが、人によって「リスク」は違います
安全対策もすべての「脅威」に備えるのではなく、皆さんにとって優先的に対応すべき「リスク」を浮き彫りにすることが効果的な安全対策の出発点です
安全管理は一般論として目的ではありません。あくまで皆さんの本業を遅滞なく続ける、ビジネスチャンスを逃さないための道具の一つ
危ないから海外に行かないではなく、やるべきことがあるので海外でも事業活動を続ける方策を講じる、という発想をおススメしています
非常事態発生後の状況を想定し緊急時用資機材を配備することは難しいもの。会計検査院の指摘では指定された災害拠点病院に税金で配備された非常用電源設備の一部が浸水し使用できない可能性があるとのこと
安全管理用の資機材も同様に「買って終わり」ではなく、緊急時を想定して配置や運用を考えておく必要があります。