カテゴリー: 実務担当者向け教科書

「海外事業拠点の安全対策をしっかり頼む」「出張者にも危機意識を伝えてほしい」「緊急時の退避支援は万全か?」などなど安全管理の実務担当者には多種多様の依頼があります。
他方で、安全管理について相談できる方は会社・団体の内外にそんなにいません。何をどうやればいいのか…とお悩みの方にまずお読みいただきたい実務解説記事です

代表的な予防措置と被害軽減措置

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進出先の国で治安情勢が「変化」した時は安全対策を強化しましょう、ということをお伝えしました。安全対策の強化の具体的な手法について、予防措置と被害軽減措置の二種類について、具体的な事例を挙げながらご説明します。

Risk Matrixから必要な安全対策は見えてくる(後編)

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前回のコラムで、安全対策の軸は予防措置と被害軽減措置の二つです、ということをお伝えしました。
簡単ではありますが、予防措置と被害軽減措置の狙いと具体的な事例をお伝えします。

Risk Matrixから必要な安全対策は見えてくる(前編)

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ご自身の渡航する場所、活動している場所で何が危ないかわからない、という方はRisk Matrixを使って皆さんの周りに存在する「リスク」のうち、優先的に対応すべき事項がどれか、ぜひとも活用して導き出してみてください。

あなたの「リスク」を導き出すツール

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世界には皆さんに悪影響が及びうる「脅威」は無数にあり、全てを完全に防ぐことは不可能です。皆さんに対する影響度が深刻な「リスク」から優先的に対策をとるべきでしょう
Risk Matrixは「リスク」の優先順位を論理的に分析するための便利なツールです

あなたの「リスク」はなんでしょうか?

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世界的なコロナウイルスの蔓延は全人類にとって「脅威」ではありますが、人によって「リスク」は違います
安全対策もすべての「脅威」に備えるのではなく、皆さんにとって優先的に対応すべき「リスク」を浮き彫りにすることが効果的な安全対策の出発点です

緊急時用資機材は「買って終わり」ではない!

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非常事態発生後の状況を想定し緊急時用資機材を配備することは難しいもの。会計検査院の指摘では指定された災害拠点病院に税金で配備された非常用電源設備の一部が浸水し使用できない可能性があるとのこと
安全管理用の資機材も同様に「買って終わり」ではなく、緊急時を想定して配置や運用を考えておく必要があります。

情報収集の際は「潮目の変化」に注意せよ!

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安全対策の基礎の一つは公開されている治安関連情報の丁寧な蓄積です。ただ、ヒントがないとあふれる情報を安全対策に役立てることは難しいでしょう
具体的な情報の読み方、特に把握すべきポイントである「潮目の変化」への対応策をご説明します

節目の年に「忘れない」を考える

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2021年はアメリカ同時多発テロから20年、ダッカレストラン襲撃事案から5年の節目の年です。流れゆく日々の中で被害者、ご遺族以外はついつい忘れてしまいがちですが、事件の影響は決してなくなったわけではありません。安全配慮義務を担う企業・団体にとっても事件が発生した後「忘れない」取り組み、再発防止の取り組みが重要です

2021年、予期できるリスクはある

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テロや重大犯罪がいつどこで起こるか正確に把握することは困難です。ただし、「起こりやすい」場所や時間はある程度想像できるのです。不用意に「万が一」の事態に遭わないためにリスクが高い時間を把握するツール「リスクカレンダー」の2021年版をご紹介します。

2020年版グローバルテロリズムインデックス発表

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国際的なシンクタンクが例年発表しているグローバルテロリズムインデックスの2020年版が公表されました。内容をざっとご説明し、当サイトの現時点での解釈、および来年以降日本人が特に治安に注意すべきと考える国をご紹介しています。